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トラベラーズチェックならアメックス
長期海外旅行の場合、どうやって大金を持ち歩けばいいのか?
長期旅行者のあいだではもっともポピュラーで僕もメインにしていたのが「トラベラーズチェック(T/C)」です。日本で普通に暮らしている人には馴染みのないものだと思うけれど、トラベラーズチェックとは「旅行者小切手」のことで、簡単に言うと「盗難保障付きのお金」みたいなものです。現金だと盗難にあったらそれっきりだけど、トラベラーズチェックなら一定の条件下で再発行してもらえます。使用期限もないので、余れば再両替することもできるし、次の旅行に使うこともできます。
トラベラーズチェックの購入には1%2%(※2009年7月1日より)程度の発行手数料がかかるけれど、再発行可能という「安心料」「保険料」だと思えば安いものです。長期海外旅行に行くからには、それなりにまとまったお金を用意しているはず。でも、それをすべて現金で持ち歩くなんて・・・僕なら怖くてできません。
【追記】
国内で唯一トラベラーズチェックを取り扱っていたアメックスが2014年3月31日をもって販売終了しました。今持っているT/Cは今後も使えます(*)が、新規での入手はもうできません。
現在、長期旅行で大金を持ち歩くのに適した方法は国際キャッシュカードか海外プリペイドカード(マネパカード)のみとなります。
* 激減したT/Cの交換場所(2016年8月時点) |
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トラベラーズチェックの種類
・日本円:10.000/20,000/50,000(¥)
・米ドル:50/100/500($)
・ユーロ:50/100/200/500(?)
・英ポンド:20/50/100/200(£)
・オーストラリアドル:20/50/100/200(A$)
・カナダドル:20/50/100(C$)
・中国元:500(CNY)
※発行ブランドはいずれもアメリカン・エキスプレス(アメックス)
どの通貨のトラベラーズチェックを選ぶべきかは、現金の場合と同じく(訪問国にもよるけれど)米ドルがいちばん無難です。発行ブランドについては、現在(2011年)日本国内で入手できるのはアメックスのみのようです。以前は「トーマスクック」や「ビザ」などもあったのですが。
追記
アメックスのトラベラーズチェックには盗難や事故の際に現地警察や病院の紹介、電話での通訳等をしてくれる「緊急アシスタンスサービス」と、飛行機のスケジュール、レストランやホテルの紹介、イベント情報等を提供してくれる「海外ライフサポート情報サービス」が付いています(2010年より開始)。
【ご注意】
トラベラーズチェックを取り扱っている金融機関(店舗)自体少ないけれど、十分な種類・量を用意している店舗はさらに少ないです。また、パック販売のみでバラ売りはしていないのが普通で、バラ売りをしている店舗と高額(500米ドル・50,000円等)のトラベラーズチェックを扱っている店舗はごく限られています。ご希望の「通貨」「額面」「枚数」の在庫があるかどうか、事前に電話で確認してから買いに出かけるのが賢明です(支店をたらい回しにされた経験アリ)。 |
トラベラーズチェックの発行手数料はどの銀行も郵便局も一律1%2%(※2009年7月1日より)ですが、例外的に安く入手できるところがあります。
●シティ ゴールドカード/デルタ スカイマイル シティ VISAゴールドカード/シティエリート
シティカード(クレジットカード)のゴールドカードを持っていると発行手数料が《無料》になります。
発行ブランドはアメックス。
※シティバンクに口座を持っていない場合は1日10万円まで、口座を持っている場合は年間30万円まで。
●シティバンク
シティバンクに口座を持っていると発行手数料が《1%》になります。
発行ブランドはアメックス。
ただし、口座の残高が一定額を下回ると口座維持手数料(月額2,100円)が発生するのでご注意を。
●セシール※2013年12月20日にて取扱終了
来店不要で送料無料。発行手数料0.5〜0.7%《1.5〜1.7%》(※2009年7月1日より)。誰でも利用できます。
発行ブランドはアメックス。
ただし、代金の銀行振り込み手数料がかかるため、振り込み手数料が無料の口座を持っているか、一定額以上の購入(振込手数料<注文金額×0.5%)でないとお得ではないのでご注意を。ちなみに振込先口座は三井住友銀行。
※1日25,000米ドル相当額まで。
※米ドルのみ
トラベラーズチェックの購入レート(T.T.S.)は外国為替相場一覧表:三菱UFJ銀行で確認でき、このページは毎営業日の午前10時ごろに当日のレートに更新されますが、実際に店頭のレートが更新されるのは毎営業日の午前11時ごろで、それまでは前営業日のレートが適用されます。すなわち、約1時間のタイムラグがあることになります。
つまり、午前10時までに前営業日のレートを見て控えておき、午前10時ごろに更新される当日のレートを確認した後、前営業日のレートと比較して当日のレートの方が高ければ午前11時までに両替してしまった方が良く、当日のレートの方が安ければ午前11時を過ぎてから(急ぎでないなら同じように翌営業日のレートを確認してから)両替した方が良いということです。
【ご注意】
トラベラーズチェック購入時に見るべきレートは「T.T.S.」です。比較対象を間違えないようにしてください。
[ご参考]
T.T.S.=Telegraphic Transfer Selling,の略。電信売り。外貨T/Cの購入や外貨預金、海外送金等に適用されるレート。
CASH S=CASH Sellingの略。現金売り。外貨現金の購入に適用されるレート。
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