○○日海外旅行するための費用は?
海外旅行できる日数が限られていて予算もある程度限られている場合の、必要経費の見積方法です。
移動費
もっとも大きなウエイトを占めるのは、やはり移動費です。飛行機代は言うまでもなく、船や列車でも飛行機並みにかかることがあるので、あなどれません。上記1.のケースでは飛行機を多用したため、移動費が6割以上を占めています。3.では陸路が主だったため、移動費は3割程度になっています(※2.の詳細データはスリ被害により失われてしまいました)。行き先にもよるけれど、総予算の5割程度を目安に見積ってください。
※「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」についてのご注意
宿泊費
次に大きいのは、宿泊費です。僕の場合は最低で1泊50円くらいから、最高でも4,000円以下でした(1,000円以下の場合がほとんどで、それ以上のところには数えるほどしか泊まっていません)。この手の安宿というのは、どんな街にも探せば大抵あるものです。快適かどうかは別として・・・。国にもよるけれど、1泊最低1,200円以上(ヨーロッパ圏なら3,600円以上)で見積ってください。
飲食費
次いで食費。国により店により物により量により、1食20円くらいから2,000円以上まで、実に多種多様です。これは切り詰めるのにも限度があるので、物価の高い西ヨーロッパあたりは本当に大変です。国にもよるけれど、1日最低600円以上(ヨーロッパ圏なら最低1,800円以上)で見積ってください(飲み物含む)。
総見積
かな〜りアバウトだけれど、
宿泊費+飲食費+市内交通費+雑費=1日の生活費
⇒ (1日の生活費×滞在日数)+海外旅行保険料+ビザ申請料+雑費+予備費=滞在費
⇒ 滞在費×2(移動費)=総経費
という感じです。
飛行機で飛ぶはずのところを列車やバスにしたり、夜行列車で宿泊費を浮かせたり・・・といった節約ももちろん可能ではあるけれど、見積り段階では節約分は考慮しないこと。常に多目多目に見積っておいて、想定外のトラブルに備えることが肝要です。
予算○○万円で何日間海外旅行できる?
上記とは逆に、予算は限られているけど時間だけはたっぷりある(可能な限り長く旅行したい)場合の、旅行期間の算出方法です。会社を辞めて(あるいは大学を長期休学して)長期海外旅行に出かける人向けです。
絶対必要経費
まずは、絶対に必要な出費をリストアップして、合計します。
航空券代(諸税含む)+海外旅行保険料+ビザ申請料+予備費(緊急用)+・・・=絶対必要経費
1日あたりの必要経費
次に、1日に必要な出費をリストアップして、合計します。これは旅行先の物価によってかなり変わってきますので、先進国の場合は多目に見積もるなど実情に合わせてください。
宿泊費+飲食費+市内交通費+雑費=1日の生活費
滞在可能日数
最後に、総予算から絶対必要経費を引いて、残った金額を1日あたりの必要経費で割ってやれば、旅行可能なおおよその日数が出てきます。
(総予算−絶対必要経費)÷1日あたりの必要経費=滞在可能日数
尚、これは旅行先がある程度決まっている(あるいは最初に航空券をすべて手配する)のを前提にしているので、フレキシブルに移動していきたい場合は、その都度移動費を主体に見積もりなおす必要があります。移動範囲が広いほど出費は多くなり、滞在可能日数は少なくなります。
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