チップする時のポイントは?恐らく何も知らないままだと、その国の見たことのない色鮮やかな紙幣を手に持って、いくらチップするべきかも分からないまま、妙な笑顔のドライバー、ポーター、ヘアドレッサー、バーテンダー、警察官などを目の前にすることになるでしょう。チップするにあたってのエチケットは、文化、世代、場所、職業などによっても異なってくるものです。北アメリカでは、当たり前のようにあちこちで見られるようになっているため、恐らく「チップ専用のボックス」が緊急治療室にでも置かれるような勢いです。
さあ、どこでどうやってチップをするべきか考えてみましょう。
- 事前にリサーチをすること。中国本土でチップをすると、失礼にあたる場合もあります。感じの悪い観光客として見られないよう、また少しでも無駄なお金を費やさないでいいように、ガイドブックを読むなりの事前調査をすることをお勧めします。下記、人気ある国での一般概念を簡単にリストにしてあげてみました。
- -オーストラリア:一般的にチップは不要です。
- -北アメリカ: 10-20% (15%が一般的なチップの目安です)サービスの良し悪し次第です。もしも、最悪のサービスだった場合には、チップの必要はありません。
- -中国:チップは不要です。(香港以外)
- -エジプト: チップの習慣があるため、小銭はできるだけ手元に残すようにしたほうが良いでしょう。レストランやタクシーでは10-20% が一般的です。
- -フランス:サービス料金として通常15%が請求書に自動的に加算されます。
- -香港: 請求書に一度目を通してください。サービス料金(通常10%)として、レストランやホテルではすでに加算されているケースもあります。タクシーでは香港ドルをそのまま繰り上げした金額を払うと良いでしょう。
- -マレーシア: 一般的にチップは不要です。
- -タイ:伝統的なチップの習慣はありませんが、今ではチップの習慣が根付いています。多くのレストランやホテルでは請求書にサービス料金として10%加算されている場合があるので、一度請求書に目を通して確認して下さい。タクシーは、メーターを使用した場合、3バーツから5バーツを目安に、また100バーツ以上の距離の場合は10バーツのチップが適当です。
- -メキシコ:エジプトと似ていて、チップの習慣があるため、小銭は出来るだけ手元に残すようにしておいたほうが良いでしょう。
- 請求書に目を通すこと。上記にて述べてあるように、レストランやホテルでは、請求書にサービス料金が加算されている場合が多く、スタッフに直接チップを与えると良いでしょう。
- チップに関して確かでない場合は、人に聞くのが一番です。多くの人が正直に答えてくれます。
Story by Agoda Company
チップが必要な国であっても、ホテルやレストラン、タクシー等ぜいたく?な場所以外(バックパッカーが主に利用するゲストハウスや
ユースホステルなどの安宿、屋台やファーストフード店、スーパーやコンビニ、バスや地下鉄等)ではチップは不要です。実際のところ、貧乏旅行ではほとんど払ったことがありません。
Comment by Kaoru