初めての闇両替
【48日目】 チリ・アリカ→ペルー・タクナ
「マニャーナ!」
ペルーに入国したはいいが、ペルーの通貨を持っていないので両替しなくてはならない。
ところが、聞く人聞く人みんな「マニャーナ」と言うだけ。意思が伝わっているのかどうかもあやしいところだが、意味不明。
私はスペイン語は全くわからず、数字はもちろんのことハイもイイエも何ひとつ知らない。そして現地の人たちは英語が全くわからないという、意思の疎通が極めて困難な状況。
それでもお金がなくてはどうにもならないので、何人もの人に声を掛け続けた。「マネー」「エクスチェンジ」と身振り手振りで訴えるのだが、返ってくるのは決まって「マニャーナ」。
“マニャーナ”って一体なんなんだ?
わけがわからずに途方に暮れていると、英語が話せるというビジネスマン風の現地人男性がどこからか助けに現れた。
といっても私は英語も相当あやしいので、それはそれで困難を伴うのだが、わずかな単語が通じるだけでも会話はできるものだ。
私「両替したいんですが・・・」
彼「ああ、今日は休日だから明日になればできるよ」
私「でも、たった今着いたばかりでペルーのお金を全然持ってないんですよ」
彼「それじゃ、ついておいで」
近くの露店に連れて行かれ、その店のおばちゃんが両替してくれるとのことだった。こういうのを“闇両替”と言うのだろうが、他に方法がないのだから仕方がない。
私「どうもありがとう!」「ところで、“マニャーナ”ってどういう意味なんです?」
彼「トゥモロウ、“明日”という意味だよ」
なるほど、道理で身振り手振りでは言い表わせないわけだ、と納得。
▼ ご注意
ヤミ両替は違法なので、基本的にはしてはいけません。
今回の私のように他に手段がない場合と、特殊な事情の国を除いて。
特殊な事情というのは、公定レートと実勢レートが著しくかけ離れている場合です。
どれくらいかけ離れているかというと、私の経験では数十倍から数千倍(数万倍だったか)違うケースが実際にありました。
それでもいけないといえばいけないことなんですが、例えば公定レートで両替すると1万円が1円の価値になってしまうとしたら、どうします? ハンバーガー1個が50万円とかですよ(笑)。
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2006年02月03日 20:57
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