パスポート盗難!
【4日目】 タイ・バンコク
インドのビザを申請するため、バンコク都内にあるインド大使館を訪れた。タイの次はインドに飛ぶ予定だったのだ。
何はともあれパスポートが必要だろうと思い、おもむろにバックパックから取り出そうとすると・・・あれれ? そこにあるはずのパスポートが・・・無い!?
一瞬にして頭の中が真っ白になり、慌てふためいてバックパックの中をまさぐるが、どこにもない。
・・・こ、これはインドのビザどころじゃないぞ!!
すぐさまチェックアウトした宿に戻って尋ねてみるも、言葉が通じず話にならない。
初めての海外旅行。しかもまだ4日目。おまけに言葉もまったく通じない。どう対処したらいいのやらまったくわからず、茫然自失。
その後どこをどう彷徨って何をしたのか覚えていないが、突然、現地の女性に“日本語で”声を掛けられた。
「アナタ、ドウシマシタカ」
「ワタシ、ニホンゴ、スコシ、ハナシマス」
悲嘆に暮れて泣きそうになっていたところへ救世主が現れて、今度は嬉しさのあまり泣きそうになった。
その女性に事の成り行きを説明して、これから何をするべきかを教えてもらった。まずは警察署に行って盗難証明をもらい、それを持って日本大使館へ行けばいいとのこと。
しかしタイ語も英語も話せないのでは警察署に行っても事情を説明することもできない。というわけで、女性の知人が一緒に警察署まで行って事情を説明してくれることになった。
見ず知らずの間抜けな日本人旅行者にここまでしてくれるとは、なんと親切な人たちだろう!
捨てる神あれば拾う神あり、だ。
▼ 後日談
お陰様ですぐに盗難証明をもらうことができ、その日のうちにパスポートの再発行手続きも済みました。
ただし、新しいパスポートができ上がるまで1週間近く待たねばならず、スケジュール的に厳しくなったのでインド行きは諦めるざるを得なくなりました。
あの親切な女性は結局どこの誰かもわからず、それっきりになってしまったけれど、今でも心から感謝しています。本当に本当にありがとう!
▼ 参考
当時の私はパスポートをバックパックの中に無造作に入れていただけでした。これでは盗られるのも無理はありません。
日本ではパスポートなど使わないせいか、そこまで大事なものだという認識がなかったし、まさかこんなに簡単に盗難に遭うものだとも思っていなかったので、油断していました。まさに平和ボケ。
しかし私はパスポートだけではまだ懲りていなかったようで、パスポート盗難騒ぎの翌日、やはりバックパックに無造作に入れておいた財布の中身(現金で3万円ほど)を全て抜き取られてしまいました(泣)。
この時点でようやく、バックパックに貴重品を入れてはいけないということを悟った次第です(遅すぎ)。
今となっては、なんてバカだったんだろう!と思うけれど、そんなこと誰も教えてくれなかったし、純心で人を疑うことを知らなかったので(笑)、まあ仕方がないですね。勉強代です。
というわけで、海外ではパスポートや現金は貴重品入れに入れて、「肌身離さず」が基本です。
2005年07月22日 18:52
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